12月13日は、お正月事始め。
「お正月の準備を始める日」
つまり、
歳神様をお迎えする準備を始める日
です。
この日までに大掃除を終え、
最後にいつもはできないような
天井のすす払いなどを終えたら、
・鏡餅を飾る
・松飾の準備などをする
…など、歳神様をお迎えする場に
オウチの中を整えていくのです。
そう。
大掃除は13日までに終わっている想定です。
「がび~~~ん、終わってない。」
そう思ったそこのあなた✨!
私によく似たそこのあなた😆✨!!!
朗報です。
私たちには、まだ
「✨冬至✨」があります。
冬至。
皆さまどんな印象がおありでしょうか?
柚子湯に入り、
南瓜(なんきん)や銀杏など、
「ん」が2個つくものを食べる。
1年でもっとも昼が短く夜が長い日。
これが、一般的な
冬至の印象だと思います。
ですが、この冬至という日、
実は ものすごく大事な日 なのです。
冬至について、
ある大社の宮司である先生から伺ったお話を
シェアします。
冬至は、太陽と地球が、一直線になる日。
それを基準に冬至と夏至があり、
またその真ん中に春分と秋分と、
4つあるわけですが、
この中で一番大事なのが冬至です。
冬至は、
実は暦の最初の起点の日です。
カレンダーの初日。
つまり冬至は
「隠れた元旦」です。
人は、皆が一緒に、暦上の元旦から
新しい年をスタートします。
ですが植物は、
冬至がスタートだそうです。
ここを起点に、種を植える日など
農業の日程を考えるとうまくいく。
ですが先生は仰います。
「人間も自然の一部ですから、本当は
そこを起点に考えた方がいいですよね」
そう意識して生きると、
季節の感覚がしっかりしてくる、と。
色々な考え方で暦は積みあがっていくので
どの暦を使うかで意味合いが変わってきます。
もし、あなたが、
『自然に沿った生き方がしたい』
と感じるなら、
冬至を1日目として使うのが
自然な流れです。
そんなわけで✨!!!
元旦の冬至までにオウチを整える
のもありじゃないか😍?!と。
(持論です)。
では、現代を生きる中で、
私たちは冬至を
どう過ごせばいいのでしょうか???
宮司はこう仰いました。
↓↓↓
「来年のことを考え始める
初日だと思ってください」
今年で言うなら、
2025年をどんな年にするのかを
考え、考え、設計をしていく
最初の日とする。
2025年を1年間の旅に例えると、
元旦は旅行初日。
それまでには旅の準備が大切💞
旅に出てから、現地でいろいろ
調達しようとすると、
苦しいことも多くなります。
そのため、365日をサバイバルで終わらせず、
私たちの目的地、目標を叶える
楽しい時間にする計画時間が、
冬至以降の年末だということです。
ですから、冬至以降の10日間を
そんな時間にぜひ、あててみて下さい。
翌年1年を決める、冬至。
この日を、古来の人々も
とてもとても、大事にしてきました。
正確にその時間を知るために
ものすごい労力と知力を注いで。
作家のさとうみつろうさんが
分かりやすく説明して下さっていたので、
ご興味のある方はぜひ (*^_^*)
冬至のその瞬間の過ごし方が素敵です。
↓
そして✨!!!
ここからの宮司のお話も
オモシロいのです😉。
「年末、冬至から大晦日かけて
翌年のことを考え、計画性を立て、
それを、大晦日でいったん忘れます😁。
どんちゃん騒ぎ🍶して、
元旦も飲んで、倒れる様に寝て、
気づいたら1月2日の朝。
その時見た夢が初夢です。
冬至から、
考えて考えて、頭がパンクして寝て
そんな時に見る夢は、お告げなんです。」
その夢を忘れないように書くのが
「書き初め」
…初夢見れなかったら、直感で🤣!!!
宮司は、
「夢はすぐ忘れちゃうので、
起きたらすぐに書くんです。
夢から浮かんだ言葉や四文字熟語を
墨を用意して一気に!」
と仰っていました。
2日の朝、半紙を広げる。
それが叶わない方も多いと思います。
そんな時でも忘れないように、
枕元にメモを置いておくのもいいかもしれません。
冬至を起点に、
「どうやって生きていくのかを考える」
あなたが、あなたの目的地にたどり着く
2025年の道筋を言語化する、
大切な時間となりますように💗
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