節句ごはん~七夕~

七夕の節句。

オウチで簡単にできちゃう
手作りめんつゆレシピをお届けします。

2024年。
暦の上では7月6日から小暑

太陽の日差しが強くなり
セミの声もしてくる頃ですが…

梅雨入りが遅れたせいもあり
湿度の高いお天気が続いております。


この時季はからだもだるく
食も細くなりがちです。

これからの夏本番へ向け、
からだを整えたいこの時季。
そうめんを献立に加えるときも、
たっぷりの薬味や
無添加のめんつゆを摂るなど、
少し取り入れられたらいいですよね♪

どうして七夕にそうめん?

七夕は、ご節句のひとつ。
もともとは「七夕(しちせき)」
と言いました。

7月7日の夜に、
機織りや裁縫の上達を祈っていた
先人の人々。

奈良時代に伝わったこの儀式。
当時は布を織る機は、
床より一段高く棚床を作っていたそう。

そのため、機(機)を織る機械を
『棚機(たなばた)』といい、
機織りの上達を願う七夕(しちせき)を、
七夕(たなばた)と
呼ぶようになったといいます。

そうめんは
中国から伝わった『策餅(さくべい)』を、
平安時代、七夕に
宮中で食べていたのがはじまり。

その後、鎌倉時代のころには
そうめんを供えたり、
食べたりするようになったそうです。

手作りめんつゆレシピ

とても基本的な
シンプルなレシピです。

かつお節は普通の花かつおで
充分美味しいですが、
厚削りやサバ節を混ぜるなどしてみると
さらに本格的な味が楽しめます。


ぜひ、あなたのお家だけの
自家製めんつゆ、
楽しんでみてください(*^_^*)

《自家製めんつゆ》 

○材料 

しょうゆ 200g
酒    200g
みりん  140g 
昆布   10g
かつお節 10〜15g

○作り方
①お醤油以外の材料をすべて
鍋に入れ一晩放置
②火にかけ、沸騰したら
ごく弱火にして10分ほど加熱。
③おしょうゆを加えて
一煮立ちしたら火を止める。
④冷めたら濾す。

ギュッと押してしっかり濾す。


完成✨

○食べ方 
つけつゆ・かけつゆ ともに、
水やお湯で薄めて使います。

使わない分は冷中保存。
出汁がしっかり出た
美味しいめんつゆです。

冷蔵庫で1ヶ月くらいは持ちますが、 
だんだん風味は落ちます。
早めにお召し上がりください。

節句ごはんは、
その時期に摂るといいごはんを、
先人が教えてくれる合図のようなもの。

からだの熱を取り、
冷やす働きのある小麦は、
熱がこもりやすい時季に、
摂るといい食材なのかもしれません。

どうぞ、七夕の節句ごはん、
つるつるっと楽しんでください\(^ー^)/

*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー

お読み下さりありがとうございました。

発酵クラブ 篠崎ふさこ

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