まずは、質問です。
「日本語は、英語と違って、
主語や目的語を省略することが多い」
って聞いたことありませんか?
私自身、そう思ってきました。
でも、違うんです。
そもそも日本語は、
主語や目的語がなくても成立する言葉。
省略されているわけではないんです。
英語と日本語では、「発想」が違います。
例えば、「おはよう」
朝早い状況に対して、
「こんなに早いんですね」と
そこにいる人が心を合わせて出てくる言葉。
そこに「人」は出てきません。
それに対して
英語の「Good morning.」は、
もともと I wish you good morning.
「私」が「あなた」にとって
いい朝になりますようにと祈る言葉。
そこには必ず「人」が出てきます。
これは簡単な例でしたが、
日本語は必ずしも、
「人」が出てくるわけではないので、
だから「省略」もされていないということ。
ここからわかるのは
「日本語は共感の言葉。
英語は自己主張の言葉。」
どちらがいい悪いではなく、
そうした言葉の違いを知っておくと、
言葉のセンスも磨かれ、
コミュニケーションの質も上がってくると思うのです。
これからは、ちょっと気にしてみてくださいね♡