今日は、
「言葉は、心を作る。」を
テーマに書いていきます。
まずは、
こちらの短歌、
覚えていますか?
(若い方は知らないかな・・・)
「寒いね」と
話しかければ
「寒いね」と
答える人の
いるあたたかさ
約35年前に流行った
俵万智さんの「サラダ記念日」
の中の一首。
先日訪れた図書館で
俵さんの特集を開催していて、
久々に思い出しました。
「寒いね」
という、たった一言だけれど、
そこに
「共に感じる=共感」
があると思いませんか?
それに対して、英語は、
話し手とそれ以外を
切り離す思考が
基本になっているから、
そこに共感は
生まれにくいと
思うんです。
いい悪いではなく。
同じ状況を見て
同じように感じる。
そうした
「日本語の共感の力」が
日本人の心を作っている。
そう思うんです。
もちろん、
無理に自分と違う意見に
合わせる必要はないです。
だけど、
共感できる心は
大事にしたい。
それが世界を平和にすると思いませんか?