イザナミと黄泉の国①

神話第3回目は【イザナミと黄泉の国】

愛しい妻がいなくなったイザナキは嘆き悲しみ、

「愛しい私の妻よ!」

といって、イザナミの枕もとで、

腹ばいになって泣きに泣きました。

その涙から女神が生まれました。

そして、イザナキはイザナミの亡骸を、

出雲国(いずものくに)と

伯伎国(ははきのくに)の堺にある

比婆(ひば)の山に葬りました。

葬った後、イザナキは、

腰につけた十拳剣(とつかのつるぎ)を抜いて、

イザナミがいなくなった原因になった

火の神であるカグツチ神を葬ります。

そこに、タケミカヅチ神などの

神々が生まれました。

イザナギは、死んだイザナミに会いたくて仕方ありません。

あまりに会いたくて

遂に、イザナギは黄泉の国までイザナミに会いに行きます。

黄泉の国の入り口で

「イザナミ、貴方との子ども達は

まだ全員できてないから、

帰ってきてくれー!

貴方に会いたい!寂しい」

と叫ぶと

なんと、イザナミから返事があったのです。

「なんでもっと早く来てくれなかったの?

もう、黄泉の国のものを食べてしまったから、

そちらには戻れないわ(T ^ T)」

さて、この後、無事イザナギはイザナミを黄泉の国から取り戻せるのか?

続きはまた、来月25日に ^ ^

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