神話第3回目は【イザナミと黄泉の国】
愛しい妻がいなくなったイザナキは嘆き悲しみ、
「愛しい私の妻よ!」
といって、イザナミの枕もとで、
腹ばいになって泣きに泣きました。
その涙から女神が生まれました。
そして、イザナキはイザナミの亡骸を、
出雲国(いずものくに)と
伯伎国(ははきのくに)の堺にある
比婆(ひば)の山に葬りました。
葬った後、イザナキは、
腰につけた十拳剣(とつかのつるぎ)を抜いて、
イザナミがいなくなった原因になった
火の神であるカグツチ神を葬ります。
そこに、タケミカヅチ神などの
神々が生まれました。
イザナギは、死んだイザナミに会いたくて仕方ありません。
あまりに会いたくて
遂に、イザナギは黄泉の国までイザナミに会いに行きます。
黄泉の国の入り口で
「イザナミ、貴方との子ども達は
まだ全員できてないから、
帰ってきてくれー!
貴方に会いたい!寂しい」
と叫ぶと
なんと、イザナミから返事があったのです。
「なんでもっと早く来てくれなかったの?
もう、黄泉の国のものを食べてしまったから、
そちらには戻れないわ(T ^ T)」
さて、この後、無事イザナギはイザナミを黄泉の国から取り戻せるのか?
続きはまた、来月25日に ^ ^
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