日本を学ぶ– category –
-
日本を学ぶ
日本は小さな島国?!
「まことに小さな国が、開化期をむかえようとしている」 有名な司馬遼太郎の長編『坂の上の雲』の書き出しです。 私たち日本人の多くが、日本を「まことに小さな国」だと、思っているのではないでしょうか。 本当にそうなのでしょうか。 地図は球体を平面... -
日本を学ぶ
GHQのせいにするのは、もう飽きた
今回は、『女子の武士道』(致知出版社)、『女子の品格』(致知出版社)、『いまも生きる「武士道」』(講談社+α新書)、などなど、数々の著書を世に送りだしている作家で武士道研究家の石川真理子さんが対談で話されていた内容を中心にお贈りいたします... -
日本を学ぶ
暦ってなに?
8月も終わろうとする頃。 中1の息子に「まだまだ暑いけど、立秋(今年は8月7日)を過ぎると、夕方の風に少し秋を感じるよね。暦の上では秋だから。」なんて話したところ、 「暦って何?」という質問が返ってきた。 とっさに答えられない母・・・ 「暦=カ... -
日本を学ぶ
私たちは生まれた時から祈られている
今月の『日本のこと』コラムは1500年続く祭りについて。 皆さまの中には『伊勢神宮』にお参りされたことのある方も多くいらっしゃると思います。 そんな伊勢神宮で、1500年にわたり、 朝夕、毎日行われている 日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい... -
日本を学ぶ
スマホとかけて、江戸時代の落語。その心は?
落語家のことを「噺家」って言うけれど、なんで「話」ではなく「噺」なのか、考えたこと、ありますか? 「話」はいわゆる「会話」や「談話」のこと。 言偏に舌だから、おしゃべりっていうイメージ。 一方の「噺」は「物語」や「説話」など、“はなしを語る... -
日本を学ぶ
国際結婚第一号の日本女性のものがたり
世界が、今よりもっと遠かった明治時代。 のちにEECの母と呼ばれるようになった‘みつ‘という女性の人生に触れたいと思います。 明治5年、明治政府は近代国家樹立へ向けた制度整備の一つとして本格的な戸籍制度を開始しました。 戸籍制度ができたのち、最初... -
日本を学ぶ
暑さを吹き飛ばす方法
今日から8月。和風月名では「葉月(はづき)」 語源はいろいろありますが、すべて「秋」に関係しているんです。 例えば、木の葉の紅葉が進み、葉が落ちる月。「葉落ち月(はおちづき)」という説。 また、稲の穂を張る月という意味の「稲張り月(ほはりづ... -
日本を学ぶ
スサノヲとオオクニヌシ・その1
前回は、因幡の白兎によりオオクニヌシは、ヤガミヒメと結ばれた、というお話で終わりました。 めでたしめでたし、と言いたいところですが、それが元で、オオクニヌシは八十神の兄たちの恨みを買い、兄たちに殺されてしまうのです。 なんと、2回も!! け... -
日本を学ぶ
「外来語」の反対、知っていますか?
オーガニックとかコンセプトなど、 海外から入ってきた言葉は 「外来語」ですよね? じゃあ、反対に、 日本から海外に出ていった言葉は 何というか、ご存知ですか? 「外行語」です。 国文国語研究所編集の本 『日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白いこと... -
日本を学ぶ
今も北海道を日本と呼べる理由
今年も暑い夏がやってきました。 1945年。 77年前の夏の日本は、 どんな夏だったのでしょうか。 昭和20年、8月15日。 日本は敗戦が決定しました。 しかし、8月15日以降も、壮絶な戦いがあったことを 私たち多くの日本人は知りません。 それは、北海道。 ま...